「文昌灯」は文昌帝君の守護を受けることから、点灯することで、学業の向上や仕事の順調を祈願することができます。


【ネット点灯】(文昌灯)

  とくに例年受験の時期になると、多くの受験生と親が受験票を持って關渡宮の文昌帝君に参拝し、合格祈願を行います。

  文昌帝君は別名「梓潼帝君」「霊応帝君」と呼ばれ、学問や功名、禄籍を司っています。そのため、人々は学業関連の問題や各種試験、昇進・転職等に際して、文昌帝君に参拝します。また、「文昌灯」を点灯することで、文昌帝君の守護と導きを受け、さらなる智慧と受験運、キャリアや学問の向上を求めることができます。

  關渡宮の「文昌灯」は、正殿左の文昌帝君殿にあります。ここでは、文昌帝君のほかに、受験の合格を祈願する「文魁」が祀られています。神像の造形にも意味があり、振り上げた右手の赤い筆は上位の成績を象徴し、後ろに蹴り上げた左足と、鰲魚の頭を踏む右足は、試験が順調に運び、首位で合格することへの願いが込められています。